日本一王手のソフトバンク、現時点でのMVP候補は?
ここまで出塁率6割1分1厘を誇る明石
○明石健志
全4試合で「2番・二塁」でスタメン出場。第1戦で6回にダメ押し適時二塁打を放ち、第3戦では5回に自身初のシリーズ1号ソロ。打率3割6分4厘(11打数4安打)とバットは好調だが、注目させるのが出塁率。第4戦で4四死球を記録し今シリーズは7四死球。出塁率6割1分1厘で、柳田、李大浩、松田の強力クリーンアップにつなぐ役割を全うしている。
投手陣では第1戦で9回2失点で完投勝利した武田翔太、第2戦で8回無失点と好投したバンデンハークが候補に挙がるが、第5戦はスタンリッジが先発予定。敵地・神宮で日本一となれば登板することはない。
昨年は内川聖一が手にしたシリーズMVP。このままソフトバンクが一気に連覇を決め、ホークスナインから選ばれるのか。それとも崖っぷちのヤクルトを救うヒーローが現れるのか。今日29日の第5戦に注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count