“レジェンド”山本昌が大谷、藤浪を絶賛 若手躍進の要因に持論展開

「最近の子はしっかりしている」、山本昌が要因に挙げる意外なモノは…

 現役選手として、今年まで新人選手と接してきた。年は親子ほど離れているものの「最近はあまりそういうことは感じてなかったですね。一緒に混じって練習するのが普通になってましたから。最近の子はしっかりしてます。大谷くんと対談して、昔の自分にはこんな対応できなかったなと思ってました。僕なんか、あの頃に全国放送でインタビューなんてされたら、何も言えなかったですね。最近の子はしっかりしてるな」と感心する。

 なぜ、自身が若かった頃と変わってきたのか。レジェンドは持論を展開する。

「僕らの頃はカラオケなんてものもなかったですから。人前でああいう風に大きな声を出すなんて、特別な人って感じでしたから。今は高校生、中学生でも家族とカラオケに行ったり、高校生なんて友達とカラオケ行ったり、そういうこともあるでしょうから。人前で声出すのが恥ずかしくなくなったんじゃないですかね。僕らだったら、体操とかで大きな声出すのも、『え、俺?』みたいな。先生から『山本、号令』と言われても嫌でした。

 ああいうのも慣れたんじゃないですか。でも、カラオケが一番恥ずかしいから、カラオケやれば度胸もつくよね。生まれて初めてのカラオケは本当に恥ずかしかった。でも、自分で下手だと思ってたので、意外とうまくてびっくりしましたけどね、笑 『うめーじゃん、俺』みたいな。緊張しましたけどね」

 こう言って笑みを浮かべた。

 有望な選手たちが、野球人気を支えてくる。山本昌の目からは、球界の明かるい未来が見えているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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