“レジェンド”山本昌が大谷、藤浪を絶賛 若手躍進の要因に持論展開

29歳年下の2投手を称賛、「素晴らしい素材」

 今季限りで現役を引退する中日の山本昌投手が、新世代の選手たちにエールを送った。引退試合でNPB史上初の50歳でマウンドに上がったレジェンドは、大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)ら球界を席巻する若手投手について「素晴らしい素材」と絶賛。自身の若かりし頃と比較して、ヤング世代の選手たちが「しっかりしている」と関心した上で、その要因に意外なものを挙げた。

 50歳まで現役生活を全うした左腕は、高卒3年目の大谷、藤浪がまだ21歳であることについて「生まれたのは、僕が全盛期の頃ですよ。僕が最初に最多勝(1993年)取った後ですよ。そう考えると、(自分は)本当に長くやったなと思います」と苦笑いを浮かべる。

 そして、29歳も年下のピッチャーたちをこう絶賛した。

「素晴らしい素材だと思いますよ、2人とも。(高卒)3年目でCSに2人も21歳が先発するなんて。あれだけの逸材がドラフト1位で同時に入ってくるなんて、なかなかないことですから。

 これからいいライバルとしてやっていくと思いますけど、楽しみですよね。僕はワクワクするのが好きなので、彼らに頑張ってもらって、日本シリーズで投げる姿が見たいなと思います」

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