マーリンズ、ジェニングス監督の解任を発表 後任はマッティングリー氏へ
今季途中にGMから転身、フロントにも復帰せず退団へ
マーリンズは来季GMへの復職が有力視されていたダン・ジェニングス監督の解任を発表した。
「我々は13年間に及ぶマーリンズへのダンの貢献と忠誠心溢れる仕事ぶりに感謝したい。今回の決定は我々の強化部門の再建の継続性を表すもので、我々のファンに相応しい優勝候補となるチームになるというゴールに向かうためのものである」
デビッド・サムソン球団社長はこう声明文を発表した。ジェニングス氏はマーリンズの監督としてのみならず、フロントからも去ることが決まった。
ジェニングス氏は今季開幕時までGMとして手腕を振るっていた。ヤンキースと契約満了となり、フリーエージェントとなっていたイチロー外野手の獲得にも尽力した。しかし5月17日、16勝22敗とスタートダッシュに失敗した時点でマイク・レドモンド前監督が解任され、その後任に就任。コーチ経験が高校のチームを3か月間指導しただけというフロントの異例の転身は大きな物議を醸した。