マーリンズ、ジェニングス監督の解任を発表 後任はマッティングリー氏へ
イチローの起用法に影響は?
故障者の相次いだチームは今季71勝91敗でナ・リーグ東地区3位に終わった。現在マーリンズはドジャースと契約解除となったドン・マッティングリー監督の招聘に動いていると地元メディアで報じられている。
ジェニングス氏が抜けたGMには、強化部門の責任者を務めていたマイケル・ヒル氏が就任することになった。一方で地元テレビ局「FOXスポーツ」によると、ジェニングス氏はGMとしての契約を3年、総年俸560万ドルを残しているという。
ジェニングス氏はメジャー最年長野手であるイチローの、完璧なまでの試合に臨む準備とプロ意識に心酔。4番目の外野手で獲得したはずが、一度も怪我などで離脱のなかった鉄人をチーム最多の153試合で起用した。ジェニングス氏の監督就任時には、イチローがダグアウトで新監督の首にネクタイを付けるパフォーマンスも披露したほど関係は良好だった。
すでに来季の契約を結んでいるイチローはメジャー通算3000本安打まであと65本としている。最大の理解者のマーリンズ退団はイチローの来季起用法に影響を与える可能性はあるのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count