楽天は梨田新監督の元で再出発へ 功労者は引退、実績ある選手が戦力外に
今季好成績を残したクルーズも来季契約せず
◯梅津智弘(引退)
プロ11年目。通算291試合に登板。8勝11敗2セーブ76ホールド。広島時代は07、08、10年と3シーズンで40試合以上に登板。08年には64試合に登板し、0勝3敗1セーブ21ホールド、防御率2.62の好成績を残した。
◯ウィリー・モー・ペーニャ(戦力外)
来日4年目。NPB通算450試合出場。打率2割6分4厘、71本塁打、222打点、5盗塁。14年にはオリックスで32本塁打、90打点。MLBでは04年にレッズで26本塁打を放つなど、通算8年で打率2割5分、84本塁打、240打点の実績を誇る。
◯上園啓史(戦力外)
プロ9年目。通算67試合に登板。15勝14敗2ホールド、防御率3.88。ルーキーイヤーの07年に阪神で先発ローテーションに定着し、8勝5敗、防御率2.42で新人王のタイトル獲得。
◯藤江均(戦力外)
プロ7年目。通算166試合に登板。12勝14敗1セーブ45ホールド。11年に横浜で47試合に登板し、3勝0敗15ホールド、防御率1.58。12年もDeNAで52試合に登板し、21ホールドをマーク。
◯ライナー・クルーズ(戦力外)
来日2年目。通算81試合に登板。3勝5敗1セーブ29ホールド、防御率3.45。今季は52試合登板で1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3.12の好成績も来季は契約せず。MLBではルーキーイヤーの12年にアストロズで52試合に登板した。
多くの選手が去る一方で、海外FA権を取得した嶋基宏捕手は、権利を行使せずに残留することを表明。来年41歳となる松井稼頭央外野手、鉄壁の守備を誇る藤田一也内野手、打線を牽引する銀次内野手、プロ4年目を迎えるエース右腕・則本昴大投手ら、チームの軸となる選手は健在だ。名将の元で巻き返しなるか、注目が集まる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count