「ウチとしては珍しいドラフト」 日ハムが大学・社会人5投手を獲ったワケ

今季の誤算は…、栗山監督「チームに大きなうねりを起こしてくれると信じている」

「見ても分かるようにウチとしては珍しいドラフトとなった。大学生世代を取って、チーム内の活性化、競争が激しくなる。チームに大きなうねりを起こしてくれると信じている」

 今季はリーグ2位。V逸の誤算は先発で期待された若手が結果を出せなかったことだ。昨季8勝を挙げた上沢直之投手(21)は5勝止まり。同8勝の中村勝投手(24)は2勝、同7勝の浦野博司投手(26)も3勝と、いずれも成績を落とした。ドラフトでの同世代の投手獲得で伸び悩む若手の競争心をあおり、来季の奮起を促そうということだ。

 大谷翔平投手(21)が今季15勝(5敗)、防御率2.24、勝率7割5分でパ・リーグ投手3冠に輝いた。大谷、メンドーサ、吉川光夫の“先発3本柱”に続く若手の活躍が、打倒・ソフトバンクへの第一歩となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY