マ軍、ジェニングス監督解任はオーナーとの確執が原因? 地元紙が報じる
オーナーの現場介入をジェニングス氏は無視!?
オズナは傘下の3Aニューオリンズで3割以上の打撃成績を収めるなど復調したものの、ロースター復帰はすぐには実現しなかった。MLBではメジャーでの実働年数が3年に達すると、年俸調停の権利を手にできる。オズナは2013年にメジャーデビューを果たしており、今季が3年目。年俸調停となれば、マーリンズが支払う年俸は一気に高騰するため、それを遅らせようとする球団側とオズナの代理人であるスコット・ボラス氏の対立が地元メディアでも表面化していた。
記事によると、ジェニングス氏はオズナの飼い殺しのような扱いに反対していたという。一方でオーナーサイドは本職のセンターではなく、不調のオズナをライトで起用するようにも求めたが、指揮官は現場介入を無視。これをオーナーは快く思わなかったと伝えられている。
主力を大量放出するファイヤーセールなどで物議を醸してきたローリア氏。今回もオズナの起用法に端を発した指揮官解任の“裏事情”が地元メディアを賑わせている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count