DeNAはラミレス体制へ、実績ある選手が戦力外&伸び悩む若手にも見切り
かつての有望株右腕は2軍で結果を出せず
◯岡島秀樹(戦力外)
プロ22年目。1994年に巨人に入団し、NPB通算549試合に登板。38勝40敗50セーブ74ホールド。防御率3.19。MLB通算266試合で17勝8敗6セーブ84ホールド、防御率3.09。2007年にレッドソックスに入団すると、救援の柱として機能しオールスター出場。同年のワールドシリーズ制覇にも貢献した。2012年にソフトバンク、2013年にアスレチックス、2014年には再びソフトバンクに所属。昨オフ戦力外通告を受け、DeNAに入団。
ソフトバンクでの昨季は44試合で防御率2.11という成績だっただけに、今季はDeNAで中継ぎの一角を狙えるという期待のもとでの入団だったが、10試合の登板で防御率8.59と結果を残せなかった。
◯大田阿斗里(戦力外)
入団8年目。通算68試合に登板。2勝14敗5ホールド、防御率5.37。
帝京高時代の2007年にはセンバツで大会史上2位タイとなる20奪三振の活躍で脚光を浴びるなど注目された右腕は、2007年の高校生ドラフトで横浜に3位指名され入団。2013年は一時中継ぎ投手として競った展開でも起用されるなど活路を見出したかに見えたが、翌年からは結果を残せず。
今季は2軍でも24試合で防御率5.96と改善が見られなかった。
◯加賀美希昇(戦力外)
入団5年目。通算24試合に登板。5勝10敗、防御率4.32。
法政大から2010年のドラフト2位で入団した右腕はルーキーイヤーに初勝利を挙げ、翌年も1完投含む3勝(3敗)を挙げて期待が膨らんだが、2013年からはわずか1勝に留まった。
今季は2軍でも防御率5点台。大田同様、球団に見切りをつけられる形となった。