ジ軍、青木との契約オプション破棄 GM苦渋の決断、今後再契約の可能性も
GM苦渋の決断、「チームにとって重要な役割を担っていた」
「タイミングが良くなかった。今オフは着手しなければいけない事柄がたくさんあり、様々な選択肢を考慮しておく必要がある。現時点でレフトのレギュラーの構想を決定することは難しい」
そう苦渋の決断を語りながらも、青木との契約の可能性がゼロになったわけではないとも強調。「我々は交渉の窓口を閉じているわけではない。間違いなく彼を呼び戻すことに興味を持っている。もし彼を呼び戻すことになれば、誰しもが彼の役割やロースターに入る意義ということを理解するはずだ。数週間後、数か月後には進捗があるはずだ」と話したという。
今回の決断の裏には青木の度重なる負傷も少なからず影響したようで、同GMは「オフシーズンの会議で多くの議論を重ねたテーマだ。前半戦を終える前に彼は故障し、それがオールスター選出を逃す一因となってしまった。彼は序盤、打線の火付け役として活躍し、チームにとって重要な役割を担っていた」ともコメント。
今回は球団側がオプションを破棄する結果となったが、今後、ジャイアンツとの契約が成立する可能性があるのか。2年連続でFAとなった青木の去就が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count