来季8年ぶりV狙う西武、助っ人3人&10年目で初勝利右腕も契約更新せず
07年ドラ1右腕&高卒10年目の今季初勝利の右腕が戦力外
◯米野智人(戦力外)
プロ16年目。通算299試合に出場。打率2割6厘、13本塁打、64打点、3盗塁。今季は2試合の出場で4打数無安打。
ヤクルト時代の2006年に116試合でマスクを被ったかつての“ポスト古田”も、レギュラーに定着できずに2010年途中に西武に移籍。外野手に転向するも結果が出ず、ついに戦力外通告を受けた。
◯平野将光(戦力外→現役引退)
入団8年目。通算60試合に登板。6勝13敗1セーブ2ホールド、防御率5.13。
2010年には完封勝利を含む4勝(4敗)をマークした2007年の大学・社会人ドラフト1位投手も、2012年からは未勝利。今季は1軍の登板がなく終わっていた。
2軍では主に中継ぎで22試合で防御率3.08だったが、32歳の右腕は現役引退を決断。来季からは「若獅子寮副寮長兼育成」のポストで新たなスタートを切る。
◯田中靖洋(戦力外)
入団10年目。通算42試合に登板。1勝3敗1セーブ、防御率3.62。
今季8月31日の楽天戦で3回を無失点でプロ初セーブを挙げ、9月12日の日本ハム戦では救援で延長11回に登板し、プロ初勝利も、オフに戦力外通告を受けた。18試合の登板で防御率は1.35と安定していたが、そのアピールは実らなかった。