来季8年ぶりV狙う西武、助っ人3人&10年目で初勝利右腕も契約更新せず

助っ人3人も契約交わさず

◯ミゲル・メヒア(契約解除)

入団1年目。4試合に登板し、防御率14.73。

 昨年、台湾で歴代最多の35セーブをマークした右腕も、日本球界では振るわず。わずか1年で契約解除となった。

◯ウェイド・ルブラン(契約解除)

入団1年目。8試合に登板し、2勝5敗、防御率4.23。

 2006年にパドレスから2巡目指名を受け、2010年には8勝(12敗)を挙げた左腕も、今季加入した西武では2勝(5敗)にとどまり契約延長はならなかった。

◯アンソニー・セラテリ(契約解除)

入団1年目。33試合に出場し、打率1割8分3厘、6打点。

 米国でバッテリー以外のすべてのポジションを守るなど、内野のユーティリティーとして期待されたが、目立った成績は残せずに出場機会も伸びず。契約解除となった。

 今季、西武はチーム631得点、136本塁打、打率2割6分3厘は全てソフトバンクに次ぐリーグ2位の数字だった。課題は投手力。シーズン途中で調子を崩した抑え・高橋朋己に負担をかけすぎない救援陣の充実と、規定投球回に達した投手が十亀剣のみというローテーション事情の整備が今オフの課題となりそうだ。

 優勝から遠ざかって7年。球団にとって、1964年から81年の18年間に次いで2番目に長い数字だ。来季8年ぶりのリーグ制覇に向けて、オフの動向も注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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