ソフトバンク松田が海外FA権の行使を表明 「確かめるのは今しかない」
「メジャー球団からのオファーがあれば、プレミア12が終わってから決断」
ソフトバンクの松田宣浩内野手が9日、海外FA権の行使を表明した。
松田は球団を通じ、自筆のサイン入りの書面を発表。「私、松田宣浩は、この度、海外FAの権利を行使することを決意しました」と明かしている。
プレーだけでなく、ムードメーカーとしても日本一連覇に大きく貢献した松田は「ホークスは、最強で最高のチームです」と球団への想いを吐露。「ずっとここでプレーしたいと思ってやってきました」としている。
ただ、侍ジャパンの一員として戦っているうちに、メジャー挑戦への想いが強くなってきたことを告白。「自分がメジャーに挑戦することができるのかどうか、そんなチャンスをもらえるのかどうか、確かめるのは、今しかないと思うようになりました」と綴った。
ホークスからの早い段階での条件提示については「心から有り難く思っています」と感謝した松田。今後はプレミア12での優勝に向けて野球に専念することを明かした上で「もし、メジャー球団からのオファーがあったときには、プレミア12が終わってから、よく考えて決断するつもりです」としている。
ソフトバンクの「顔」に成長した男がどんな決断を下すのか、注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count