元巨人育成左腕、今季から本格挑戦の野手でトライアウト受験へ
元巨人左腕・渡辺貴洋がBC新潟で野手に挑戦、トライアウト受験へ
プロ野球の12球団合同トライアウトが10日、静岡・草薙球場で行われる。
今年から1回のみ実施される合同トライアウト。参加選手の中で“変わり種”が今季BC新潟でプレーした元巨人の渡辺貴洋外野手だ。
山形・鶴岡東では2年秋からエースで3年夏に県準優勝。橋上秀樹氏(現・西武1軍作戦コーチ)が監督だったBC新潟を経て、12年育成ドラフト6位で巨人入りした。巨人では変則フォームから4種類の変化球を操る個性派サウスポーとして支配下登録を目指した。
12年はイースタン・リーグで2試合登板。打者計2人に1安打1四球と1死も取れなかった。13年は5月に左手親指の亀裂骨折などで1か月半の離脱。イースタン・リーグ13試合登板で計9回2/3を投げ防御率2.79だった。同年オフに戦力外通告を受けた。