元巨人育成左腕、今季から本格挑戦の野手でトライアウト受験へ
高い身体能力誇る23歳
肩を痛めていた左腕は13年の合同トライアウトに参加せず、古巣のBC新潟へ復帰を早々に決断。14年は36試合登板で防御率0・93と好成績を残したものの、同年の合同トライアウトは受験しなかった。
50メートル走5秒9の俊足。15年には野手にも挑戦した。今季は投手で12試合登板で防御率1.08と好成績を残す一方、野手では40試合出場し、打率3割、0本塁打、9打点、4盗塁をマーク。10月の四国IL愛媛との日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップでは全5戦に外野手でスタメン出場した。
10日の12球団合同トライアウトには今季から本格的に始めた野手で受験する23歳。巨人時代の13年1月の新人合同自主トレでは3000メートル走と上体起こしテストで、新人13人の中で1位を獲得するなど身体能力は高い。新潟の“二刀流”は、プロへの扉を再び開くことが出来るか注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count