巨人は高橋由伸新監督誕生 名手が引退&入閣、チーム支えた右腕は戦力外に
通算418試合に登板の右腕は現役続行を希望
○金城龍彦外野手(引退・巨人3軍コーチ就任)
プロ17年目。通算1892試合、打率2割7分8厘、104本塁打、592打点、40盗塁。
横浜時代には首位打者と新人王に輝くなど、3拍子そろった選手。昨年、ベイスターズからFA宣言し、巨人に入団。序盤は古巣・横浜DeNA戦で3ランを放ち、横浜スタジアムでお立ち台に上がるなどしたが、けがで最後は2軍でのプレーが続いていた。引退を決め、現在は新設された3軍打撃コーチで、若手に目を光らせている。
◯久保裕也投手(戦力外)
プロ13年目。通算418試合に登板。47勝35敗36セーブ101ホールド、防御率3.47。
02年ドラフト自由枠で巨人入りして以降、先発、中継ぎ、抑えにフル回転し、チームを支えた。現役続行に意欲を見せており、他球団も興味を示している。
◯青木高広投手(引退)
プロ9年目。通算249試合に登板。17勝30敗32ホールド、防御率4.56。
2013年に広島から小野と交換トレードで巨人に移籍。シーズン途中の加入ながら、5勝をマークし、リーグ優勝に貢献した。左のセットアッパーとして2度の優勝に貢献したが、けがなどで状態が上がらず戦力外となり、引退を決断。今後は少年の野球育成に携わる球団のアカデミー部門の指導者となる予定。
◯横川史学外野手(引退)
プロ9年目。通算185試合出場。打率2割1分6厘、9本塁打、40打点。
青山学院大から楽天に2006年のドラフトで楽天に入団。12年オフに巨人へ移籍。左の代打として期待されたが、怪我があり、出場機会にも恵まれず。2軍暮らしが続き、戦力外となった。今後は球団職員として巨人で第2の野球人生を送る。