侍打線の落とし穴は「いつでも打てそう」 打者心理がグループ突破の鍵に

「2番・坂本」「8番・平田」が基本線「平田だって右・左で代えられる選手じゃない」

 さらに「2番、8番がどうなるんだといわれていましたけど、(韓国戦の)5打点中、4打点でしょ? そうやって考えるとしっくりと打順がはまったのかなと」と、全打点を叩き出した坂本(巨人)、平田(中日)の両選手の活躍を振り返った。

「例えば右の変則が出てきた時に平田ではなく、中村晃が出てきたりなど、そういう出たり入ったりはあるでしょうけど、だいぶ形にはなったんじゃないかなと。プエルトリコの2試合も含めて。

 ショートに関しては坂本が2番を打つのか、8番を打つのか。プエルトリコ戦でも8番を打ったりしていたから、そういう動きはあるでしょうけど、意外といいつながりを見せていたので、このままいくのが手じゃないかなという気がしますね。平田だって自分のチームにいれば右・左で代えられる選手じゃないし、どんなピッチャーでも『打って来い』って送り出される選手なんでね」

 韓国戦のオーダーに手応えを口にした野口氏。だが、11日から続くメキシコ、ドミニカ、米国、ベネズエラとの戦いには注意しなければならない点があるという。

「攻撃陣が一番怖いのが、そんなに球が速くないんだけれども、外国人特有の動くボール。いつでも打てそうに見えるんだけど、打てないでいつの間にかやられちゃったというのが怖い。そういうタイプのピッチャーも打線としてしっかり攻めていければいいんじゃないかと思いますけどね」

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