韓国プレミア12代表からMLBへ? 実力者たちが続々とメジャー挑戦の流れ
韓国球界が誇る左の好打者もMLB入りを希望か
今オフ、NPBで活躍してきた呉昇桓投手(阪神)や李大浩内野手(ソフトバンク)のMLB挑戦に注目が集まっている。
さらに、9日(日本時間10日)にはポスティングでのMLB挑戦を表明していた朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手の独占交渉権をツインズが獲得したことも報じられた。韓国球界で2年連続50本塁打以上を放ち、4年連続本塁打王&打点王に輝いた右のスラッガーの入札額は1285万ドル(約15億8000万円)とされており、今季パイレーツで実績をのこした姜正浩(パイレーツ)の活躍を受けて、韓国出身のプレイヤーが一躍、移籍市場で評判を呼んでいる。
そんな中、左打ちの好打者、金賢洙(キム・ヒョンス)外野手が、今オフにMLBの球団との契約を希望していることを、米ヤフー・スポーツのジェフ・パッサン記者が報じている。
現役の韓国リーガーの中で3位となる通算打率.318を記録しており、開催中の世界野球「プレミア12」では韓国の3番打者を務める27歳。今オフにフリーエージェント(FA)となっており、移籍が実現すれば、朴炳鎬、李大浩、呉昇桓などの、韓国人のメジャーリーグ挑戦の波に続く事になりそうだ。
パッサン記者は記事で、今季多くのチームが韓国球界でのスカウティングを行っていることに触れており、その中でも金賢洙の打棒や選球眼は高く評価されていると伝えている。