侍J、“恐怖の6番”中田が予選圧巻の13打点 2点二塁打に「犠牲フライかと」
前打者・筒香敬遠に気合 「左投手で左打者敬遠にびっくり」も勝負強く逆転打
侍ジャパンの中田翔内野手が世界野球「プレミア12」の5試合を終えて打率.526、2本塁打、13打点と圧巻の成績を残した。15日最終戦ベネズエラ戦でも1点を追う8回1死満塁からレフトオーバーの逆転2点二塁打。4戦連続決勝打の可能性もあったが、9回にマウンドに上がった松井が一時再逆転を許して幻に。それでも、“恐怖の6番打者”は存在感を示した。
試合後、26歳のスラッガーは一時逆転となる一打に「打った瞬間、犠牲フライかと思ったけど、ラッキーなヒットだった」と話し、前打者の筒香が敬遠で回ってきた満塁の好機に「左ピッチャーで左打者に敬遠でちょっとびっくりしたんですけど……。まぁ、気合い入りました」と振り返った。
日本は1次ラウンドB組首位通過を決め、16日の準々決勝ではプエルトリコとの対戦が決定。いよいよ始まる一発勝負に「勝負はここから。今までのことは全て忘れて、明日からの試合に集中したい」と意欲を燃やした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count