MLBサイ・ヤング賞はカイケルとアリエッタが初受賞 両リーグの20勝投手が選出

本拠地では圧倒的な成績、ライバルも認めた左腕エースカイケル

 米大リーグのサイ・ヤング賞賞が18日(日本時間19日)、発表され、ア・リーグはアストロズのダラス・カイケル、ナ・リーグはカブスのジェイク・アリエッタがそれぞれ初選出された。

 その年に最も優れた両リーグの投手が受賞するサイ・ヤング賞。本年は両者共に20勝を記録し、チームのプレーオフ進出に貢献した投手となった。

 ア・リーグの栄冠に輝いたカイケルは、22の1位票を集めた。自身のTwitterで「カイケルはサイ・ヤング賞に相応しい」との意見を表明していたプライス(タイガース→ブルージェイズ)を抑えての受賞。20勝(8敗)という勝敗だけでなく、ア・リーグ最多の232イニングを投げ、防御率2・48、奪三振216を記録。また本拠地では負けなしの15勝という安定感が評価を集めた結果となった。

 ヤンキースとのワイルドカードゲームでは、中3日の登板にも関わらず田中将大に投げ勝つなど、文字通りエースの働きをみせ、アストロズでは2004年のロジャー・クレメンス以来となる栄冠という結果も充分に頷ける充実の1年となった。

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