MLBサイ・ヤング賞はカイケルとアリエッタが初受賞　両リーグの20勝投手が選出

後半戦の防御率は歴代1位、躍進の象徴になったアリエッタ

　ナ・リーグのサイ・ヤング賞レースは、アリエッタの他にグレンキーとカーショー（ともにドジャース）の三つ巴が予想されていた。結果として、17票の1位票を獲得したアリエッタが、グレンキー（同10票）を僅差でかわしての受賞となった。

　カブスでは1992年のグレッグ・マダックス以来5人目のサイ・ヤング賞投手となったアリエッタは、今季22勝、防御率1・77という圧倒的な成績を残した。MLB公式サイトは、アリエッタが残した後半戦の防御率0・75はメジャー歴代1位である事を紹介している。

　新人王の受賞でも、コレア（アストロズ）、ブライアント（カブス）が選出されており、チームの顔役が躍進の象徴として受賞レースで際立っており、近年の低迷から一気にポストシーズンに選出まで浮上した両チームの1年間を色濃く表す結果となった。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count