米国が決勝へ、初代王者かけ韓国と激突 侍J、3位決定戦はメキシコと対戦
米国がメキシコに快勝
世界野球「プレミア12」の準決勝が20日、東京ドームで行われ、アメリカがメキシコを6-1で破り、決勝進出を果たした。21日の決勝は韓国と対戦。勝者が初代王者となる。一方、敗れたメキシコは同日に侍ジャパン日本代表と3位決定戦を行う。
アメリカは先発のスプライルが3回まで無失点に抑えるも、4回先頭のソサに先制ソロを被弾。しかしその裏、打線が爆発。2死二塁からフレイザーのライトへのタイムリーヒットで同点に追いつくと、同一、二塁からロールフィングがレフトへ勝ち越しの2点二塁打。さらに2本のタイムリーヒットでこの回一挙5点を奪った。
5回にも1点を追加したアメリカはスプライルが5回4安打1失点で降板すると、2番手シモンズが3イニングを無失点に抑え、9回はバレットが締めた。
準決勝を完勝したアメリカは優勝に王手。韓国とは1次ラウンドでも対戦し、延長10回の末に3-2で勝利している。果たして栄冠に輝くのはどちらか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count