初代Vの韓国監督が胸中語る 大谷を2度攻略できず「それが一番大変だった」
優勝へ最大の難関は準決、侍Jに大逆転勝利で「いい雰囲気」で決勝へ
世界野球「プレミア12」決勝戦が21日に行われ、韓国が8-0で米国を破り、大会初代王者に輝いた。金寅植(キム・インシク)監督は大会を総括し、「それが一番大変だった」と侍ジャパン日本代表、そして大谷翔平投手(日本ハム)との対戦が優勝への最大の難関だったと振り返った。
「アメリカには予選で負けていたが、大きな勝利を手にすることができた。本当に我々の選手が予選より頑張ってくれた」
この日の決勝では、WBSC世界ランク2位のアメリカ相手に、序盤から猛攻を重ねて圧勝。指揮官は頂点をかけた一戦で躍動した選手たちに労いの言葉をかけた。そして今大会のポイントとして日本との戦いを挙げた。
「最初の日本戦、札幌ドームで大谷投手のボールを打てなかった。準決勝でも大谷投手のボールを打てず、それが一番大変だった」