ド軍名スカウトの一面も メキシコ監督「今大会は日本が1番だと思う」
下馬評覆しメキシコを4強へ導いたブリート監督、2発の山田称賛「すごいパワーヒッター」
21日まで台湾、日本で行われた世界野球「プレミア12」第1回大会。WBSC世界ランク12位以上のチームが参加した国際大会で、小久保監督率いる侍ジャパン日本代表は3位に終わった。唯一の敗戦は準決勝の韓国戦。3位決定戦のメキシコ戦でも11-1と7回コールド勝ちするなど通算7勝1敗と好成績を残したものの、初代王者の称号を手にすることはできなかった。
今大会、日本はどのような印象を残したのか。メキシコを率いて準決勝まで勝ち上がったマイク・ブリート監督は「このトーナメントで日本が1番(強いチーム)だと思っている。日本代表には数人いい選手がいたと確信できる」と振り返る。
ブリート氏は米大リーグ・ドジャースの名スカウトとしても知られ、メキシコ出身投手で最多の172勝を挙げているフェルナンド・バレンズエラ(元ドジャース)をはじめ、現在も抜群の身体能力で主力選手として活躍するヤシエル・プイグ外野手(ドジャース)らとの契約も実現させた実績を誇る。
同氏は日本に敗れた後、「日本は非常にいいピッチャーばかりなので、ヒットを打つことが出来なかった」と振り返り、韓国が制した「プレミア12」で最も強いと感じたチームに侍ジャパンを挙げた。