引退の平野恵一が描く夢 「オリックスと阪神の日本シリーズができるように」
阪神コーチ就任も…、オリックスへ抱く思い
「思い残すことはない。ファンの方に見せられることができてよかった」。何事も諦めることを知らないガッツマンは代名詞といえる気迫のこもった最後のヘッドスライディングを見せつけた。
この秋からはすでにタイガースのユニホームを着て若手の育成を行っているが古巣・オリックスへの思いも忘れてはいない。
「金子が一番チームを引っ張っていかないといけない存在。あとは糸井もね。オリックスと阪神の日本シリーズができるようにコーチとして頑張って行きます」
度重なるケガにも負けずにプロの世界を生き抜いた不屈の男は球界に名プレーヤーを送り出すため第2の人生をスタートさせる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count