ベストナイン発表 大谷ら初受賞12人、4連覇逃した巨人は9年ぶりゼロ

セはヤクルトから最多4人、パで圧倒的強さのソフトバンクは2人のみ

20151124_bestnine_re
2015年NPBベストナイン

 日本野球機構は24日、今季のベストナインを発表。12人が初受賞というフレッシュな顔ぶれとなった。

 セ・リーグは14年ぶりにセ・リーグ制覇を果たしたヤクルトから最多4人が受賞。トリプルスリーを達成した二塁手の山田哲人は2年連続2度目で、捕手の中村悠平、一塁手の畠山和洋、三塁手の川端慎吾は初めて選ばれた。

 また、阪神の福留孝介外野手は9年ぶり4度目の選出。DeNAの筒香嘉智、中日の平田良介がいずれも外野手で初受賞となった一方、巨人からは9年ぶりに1人も選ばれなかった。

 また、パ・リーグは日本ハムの4人が最多。投手で大谷翔平、遊撃手で中島卓也が初選出され、外野で2度選出されている中田翔が一塁手として初受賞。日本球界に復帰した二塁手の田中賢介は3年ぶり6度目の選出となった。

 4位の西武からは、シーズン最多安打記録を更新した外野手の秋山翔吾、捕手の炭谷銀仁朗が初選出されるなど3人が入り、圧倒的な強さで日本一連覇を果たしたソフトバンクからはトリプルスリーを達成した柳田悠岐外野手、DHでは初受賞となる李大浩の2人しか選ばれなかった。ロッテの清田育宏外野手も初選出となった。

 セ・リーグの最多得票は中村、山田の258票(満票=261)、パ・リーグは秋山が満票の221票だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY