パドレスは本当にSB松田を必要としているか　GMが明かす補強ポイントとは

パドレスのプレラーGMが獲得の可能性を報じられている松田について語る

「ロックスター」の異名を持つMLBパドレスのA・J・プレラーGMが単独取材に応じ、今オフ最大の補強ポイントは内野手であると明かした。海外FA権を行使したソフトバンクの松田宣浩を獲得する可能性も報じられているが、日本球界屈指の三塁手は本当に必要とされているのだろうか。

　パドレスのフロント陣は、日本球界との密接な関係性を構築するために、18日に東京都内、21日に高知市内で小中学生の野球教室を行った。

　将来のプロ野球選手、そして、メジャーリーガーの卵を育成するために、中継ぎ右腕のブランドン・マウアー投手ら現役メジャーリーガーが来日。さらに、今季限りで現役引退してフロントのインターンとしてのパドレス加入が決まった斎藤隆氏（元楽天）、中日や阪神で現役時代に活躍したアロンゾ・パウエル打撃コーチ補佐、ローガン・ホワイトGM付シニアアドバイザー（SA）、ライリー・ウエストマン育成総監督ら、錚々たるメンバーで子供たちに指導を行った。

　一方、一部報道で松田と接触したとも伝えられているプレラーGMは、19日の「プレミア12」準決勝・韓国戦、21日の3位決定戦・メキシコ戦と、侍ジャパン日本代表の2試合をチーフスカウトとともに視察した。

　松田獲得についての質問に対し、GMは慎重に言葉を選んだ。