韓国に逆転許し4強敗退、日本ハム増井が語る悔いと日の丸への思い
韓国戦では大谷が圧巻の投球、「大谷の後を投げるのはきつかったし、難しかった」
――チームの後輩の大谷が活躍した。
「すごかったです。だから、(準決勝の韓国戦で)大谷の後を投げるのはきつかったし、難しかった。韓国代表の監督も『他の投手のボールが遅く見えた』と言っていたのは悔しいです」
――プロでは初の国際大会だった。
「西武の牧田と仲良くさせてもらいました。お互い静岡・焼津市出身で、小学校から知っている。実家が1、2キロぐらいしか離れていない。(期間中はグラウンド外でも)ずっと一緒にいましたね。チームは88年度生まれの選手が多かった。投手で言えば、マエケン、澤村、大野。その3人は掛け合いは本当に面白かった」
――どんな絡みだったのか?
「大野は一発芸するキャラで。澤村は試合前のロッカーですべらない話をしてくれた。試合前でリラックスしている時に、自分から面白い話をしてくれましたね。ただ、集中すべきところは、みんなグッと向かっていっていた。短い期間でしたが、本当にいいチーム。1つの目標に向かっていけていたと思います」
――17年にはWBCがある。
「先の話なので、まずは来年結果を出さないと。本当に貴重な経験したので、これを生かして、また代表に呼んでもらえるようにしたいです」
――今季は球団記録となる39セーブを挙げたが、リーグ2位だった。来季の目標は?
「ソフトバンクのサファテがリーグ新記録の41セーブ。そのリーグ記録を狙ってやっていきたいと思います」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count