G戦力外の久保、DeNAに恩返し誓う プロ14年目は「新人の気持ちで」再出発
背番号「00」、記者会見で強い意気込み「投げさせてもらえるならいくらでも投げる」
DeNAへの入団が決まった久保裕也投手が26日、横浜市内の球団事務所で記者会見に臨んだ。背番号「00」。チームからはセットアッパーとして期待されており、プロ14年目を迎える35歳は「新人の気持ちでがんばります」と意気込んだ。
東海大から2002年のドラフト自由枠で巨人に入団。新人時代から先発、中継ぎ、クローザーとあらゆるポジションをこなし貢献してきたが、近年は股関節や右肘の負傷、手術でリハビリ生活も経験した。
今オフに戦力外となったが、現役続行を希望し、新たな所属先を模索。DeNAとの契約が実現した右腕は「ホッとしています」と話し、「拾ってもらえた恩を返せるように全力で頑張ります。環境が変わるけど、常に全力で、若い選手にいい見本になれるように。自分の持てる力を出して、与えられた仕事を全うしたい。35歳ですけど、DeNAの一年目。新人の気持ちでがんばります」と力を込めた。