楽天新入団選手が本拠地見学 オコエは東北の寒さに「気合いで何とかする」
ロッカールームでは則本、松井裕とも対面「1軍の舞台に立てるように」
楽天の新入団選手9人が30日、コボスタ宮城を見学した。
コボスタ宮城では現在、人工芝から天然芝への張り替えや、スコアボード改装などの工事の真っ只中。そのため、例年ならばマウンドや打席の感触を確かめられるが、今年はスタンドからフィールドを眺めるだけにとどまった。
実際に本拠地に足を踏み入れたドラフト1位のオコエ瑠偉外野手(関東一高)は「プロ野球ではいろんな球場でやることが増えると思う。天然芝にも人工芝にも対応していかないといけない。東北に来られたことを光栄に思っているので、1軍の舞台に立てるようにしたい」と意気込んだ。
また、この日の仙台の風は冷たく、初めて体感した東北の寒さを問われると「(寒さに)強いか弱いかは分からない。気合いで何とかするつもりです」と笑った。
ロッカールームでは、侍ジャパンの一員でもある則本昂大投手、松井裕樹投手らと顔を合わせた新人選手たち。楽天の一員になった実感が高まった様子で、生まれ変わるkoboスタ宮城での飛躍を誓っていた。
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高橋昌江●文 text by Masae Takahashi