青木宣親にマリナーズ移籍浮上 イチローの定位置だった右翼守る可能性も
米メディアの特集に名前が登場、最大の標的はオズナも「ノリ・アオキが滑り止め」
ジャイアンツからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手が来季、マリナーズに移籍する可能性が浮上している。米テレビ局ESPNがメジャー30球団のストーブリーグでの最大の標的と、その滑り止め選手を特集している。
かつてレッズ、ナショナルズでGMなど強化責任者を務めたジム・ボーデン氏が特集しているもので、2001年シーズン以来プレーオフに進出できていないマリナーズの来季は「地区優勝候補筆頭」「地区優勝を争う候補」「戦力再編成」「チーム再建」の4段階で下から2番目の「再編成」と厳しく分析されている。
ボーデン氏によると、マリナーズの今オフのトップターゲットはイチロー外野手の所属するマーリンズのマルセル・オズナ外野手とフィリーズのクローザー、ケン・ジャイルズ投手だという。一方、トップターゲット獲得に失敗した時の“滑り止め”として、ナショナルズのドリュー・ストレン投手、ブルージェイズのマーク・ロウ投手とともに青木の名前が挙がっている。
寸評では「マリナーズのジェリー・ディポト新GMは策略を張り巡らせている。そして、まだまだ終焉を見ない。マリナーズは出塁率が高く、運動能力も高い外野手を探している。オズナがトップターゲットで、ノリ・アオキが滑り止めだ」と分析している。