日ハム吉川、MVPの2012年より「良かった」 来季は「200イニング」&「15勝」
来季は「ソフトバンクには負けない」
――真っすぐが良くなった要因は?
「上半身、下半身の投球フォームのバランスを見直したことが1番大きいと思う。球速、キレの両方が上がった。タイミングさえがあえば、さらに強い球が投げられる」
――11勝の勝ち星をどう自己評価するか?
「もっと勝てた試合があるし、不用意な1球で負けた試合もある。優勝するためには、もっと勝たないと。来年は他のチームに負けてでも、ソフトバンクに勝つぐらいの意気込みで。ソフトバンクだけには負けないんだ、という気持ちでいきたい」
――12年シーズンと比べられることが多かった。
「12年よりも冷静に試合を作れた思いがある。(12年は)勢いで投げていたイメージ。今年が(プロ生活で)1番良かったと思う」
――ドラフト1位の明大・上原健太投手は広陵高の後輩。昨秋ドラフト1位・有原航平に続き、2年連続で後輩が入団する。
「引っ張っていけるようにしたい。(上原から)相談してくれれば何でも答えようと思う。有原が上原の1つ上の先輩なので、僕よりも有原の方が話しやすい。沖縄出身で、屋宜の中学校の後輩ですよね? 屋宜みたいな奴かなと勝手に想像してます。後輩の2人に負けないようにしたい」
-上原も即戦力の先発左腕と期待されている。広陵高出身の先発陣が増える。
「同じ高校の先輩として、うれしいことだと思う。自分はしっかりやらないといけない」