大谷は2億超え期待も、中田は難航? 日ハム投打の主役が契約更改交渉へ
中田は3億超えへ“銭闘”宣言も、球団代表は「どうなるか分からない」
2日に都内で行われたゴールデングラブ賞の表彰式。中田は守護神・増井が1億円アップの2億2000万円で契約更改したことに「増井さん、1億上がったらしいね」と興味を示し、さらに「今年は真剣に考えたい。納得できなかったら、それなりの話をさせていただきたい」と“銭闘”を宣言した。
増井は今季、リーグ2位で球団記録の39セーブを挙げ、5年連続50試合以上登板を達成した。とはいえ、中田も12年の栗山政権以降、不動の4番を任されてきた自負がある。交渉する島田球団代表も「話が合わなかったら、球団側が保留しようかなと思います。どうなるか分からない」と“徹底抗戦”の姿勢を示しており、交渉難航は必至。年俸3億円前後の攻防となりそうだが、保留する可能性も十分だ。
球界を代表する投手と打者を抱える日本ハム。それでも、ソフトバンクや巨人 、阪神などと比べると潤沢な資金はない。4日の交渉の行方に注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count