楽天入団の川本、嶋からの定位置奪取に意欲 「脅やかす存在になりたい」

金無英は「50~60試合に登板」、山内は「2桁勝てるように」

 嶋は入団当時から野村克也氏にリードを叩きこまれたが、川本も2人の名捕手の元で多くのことを学んできた。元々、打撃が持ち味でもあるだけに、リード面で嶋を上回るようなことがあれば、本人の言葉通り定位置を「脅かす存在」になる可能性は十分にある。

 また、ソフトバンクを戦力外となった金無英投手は「イーグルスでも勝ちパターンに入ってしっかり投げられる中継ぎとして頑張りたいと思います。50~60試合に登板し、防御率を2点台に抑えたいと思います。痛めた肘は完治しているので、来年はしっかりフル活動できると思います」と力強く宣言。

 さらに、山内壮馬投手は「先発ピッチャーとして1つでもゲームを作って、チームに勝ちを持ってこられるように、勝てるピッチャーになりたいと思います。フルシーズン、しっかりローテーションを守れるようにしたい。そして、もう1回、2桁勝てるように頑張りたいです。2013年に肘の手術をして、14年くらいまではしっくりこなかったが、今シーズンは大丈夫だったので、もうバッチリです」と活躍を誓った。

 入団テストからの入団では前広島の栗原健太内野手に注目が集まる中、川本、金無英、山内の3人もチーム力アップに貢献しそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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