岩隈と合意のドジャース、まだまだ大物を狙う? 強力「先発3本柱」形成も

守護神候補の剛腕チャップマンのトレード交渉も進行中?

 ただ、MLB公式サイトのマーリンズ番を務めるジョー・フリサロ記者は、フェルナンデスのトレードについて「真剣な話ではない」とツイッターで報告。スターク記者の記事でも、マーリンズがフェルナンデスの引き換えに5人ほどの選手を相手球団に要求しているとされており、実現するかは微妙な状況だ。

 また、MLB公式サイトはドジャースがレッズの守護神、アロルディス・チャップマンの獲得に動いていると報じている。言わずと知れたキューバ出身の剛球左腕は、今季も33セーブ、防御率1.63をマーク。メジャー屈指のクローザーだ。

 チームには、今季36セーブ、防御率2.41の好成績を残した守護神ジャンセンがいるが、記事によると、チャップマン獲得時には同投手をトレードで放出する可能性があるという。一方で、ジャンセンを残して「えげつない2人」にゲーム終盤を任せることもあり得るとしている。

 6年2億650万ドル(約254億円)、年平均ではメジャー史上最高となる3442万ドル(約42億円)でダイヤモンドバックスと契約したグリンキーを逃したことが、むしろドジャースの補強の動きを加速させる可能性もありそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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