今や「一流プレーヤー」の条件!? 来季年俸2億円超えの日本人選手は?
今季年俸2億円から“陥落”した選手、契約更改を終えてない選手は…
一方で、来季は2億円プレーヤーから“転落”する選手もいる。巨人の長野久義外野手は2500万円ダウンの1億7500万円で契約更改。今季は130試合出場で打率2割5分1厘、15本塁打、52打点、3盗塁と低調だった。そして、プロ17年目にして初めて1軍登板なしに終わった岩瀬仁紀投手は、2億5000万円ダウンの5000万円で契約更改。1億円プレーヤーからも“陥落”した。
上記の選手の他にも、今季年俸2億円以上で契約更改を終えていない選手では、複数年契約も含めて、巨人・杉内俊哉投手(今季年俸5億円)、広島・黒田博樹投手(同4億円)、ソフトバンク・松坂大輔投手(同4億円)、内川聖一外野手(同3億円)、長谷川勇也外野手(同2億円)、オリックス・金子千尋投手(同5億円)、中島裕之内野手(同4億円)、糸井嘉男外野手(同3億5000万円)がいる。
また、中日の和田一浩外野手(同2億円)は現役を引退し、広島の前田健太投手(同3億円)はポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー移籍が決定。ソフトバンクの松田宣浩内野手(同2億2000万円)は海外FA権の行使を宣言した。
今や一流プレーヤーの条件ともなっている年俸2億円に来季は何人の日本人選手が到達するだろうか。
※△はアップ、▼はダウン。金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count