ホークスドラ1高橋に18歳らしからぬ風格 大物感漂わせる言葉と振る舞い

背番号は自ら「47」を選択、「47をいつか自分の番号にしたい」

 背番号は、工藤公康監督が現役時代に背負い、その後は杉内俊哉(現巨人)、そして、今季限りで現役を引退した帆足和幸がつけた「47」に決まった。いくつかの候補の中から、自らが希望したのだという。

 ホークスでは工藤以後「左のエース」が背負ってきた番号。これについても、高橋はしっかりした口調でこう言った。

「工藤監督がつけていた印象が強い。47番を背負うことになったので、後々、ホークスの47のユニホームを着たファンでドームが埋め尽くされるような選手になりたい。まだ工藤監督のイメージですけど、47をいつか自分の番号にしたい」

 甘いマスクとスラリとした体形。その中に、聡明さ、胸に秘める信念、自信を感じさせる所作。この18歳、いつかスターになる――。そんな楽しみを覚える存在が1人、プロ野球の世界に現れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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