米経済誌が分析 なぜメジャーリーガーの年俸は異常なほど高騰している?
MLBで超大型契約続出、グリンキーは年俸41億円超、「なぜ野球選手はここまで稼ぐ?」
MLBのスター選手は今季、フリーエージェント(FA)市場で天文学的な収入を手にすることに成功している。
ドジャースからFAとなっていたザック・グリンキー投手は、6年総額2億650万ドル(約253億円)でダイヤモンドバックスと契約。1年平均は約3440万ドル(約42億2400万円)で、メジャー史上最高額となった。一方、もう1人の目玉選手だったデビッド・プライス投手(ブルージェイズからFA)は、レッドソックスと7年総額2億1700万ドル(約266億円)というメジャー投手史上最高総額の条件で契約した。
米経済誌フォーブスでは「なぜ野球選手はここまで稼ぐのか?」と特集を組んでいる。
メジャーリーガーが手にする年俸は、アメリカの他のプロスポーツと比較しても突出している。ジャイアンツと契約したジェフ・サマージャ投手(ホワイトソックスからFA)は今オフのFAの先発投手で2番手グループに位置するとされていたが、5年総額9000万ドル(約110億円)の好条件で契約。記事では、サマージャの来季年俸はNBAやNFLのスーパースターよりも上の数字だと指摘している。