DeNAは史上初、首位ターンからの最下位も… 若手選手が続々アップ更改

2008年&2012年のドラ1はともに微増、快進撃牽引の右腕は5勝止まりも400万円増

○白崎浩之内野手 2000万円(△150万円)

 2012年ドラフト1位の内野手は倉本と併用される形でショートのポジションを務め、アップ査定。売りとされる打撃は、打率.225に終わるも、本塁打は自己最多の「6」。長打力のアップを印象付けた。来季はライバルとなる倉本同様、確実性を伴わせたい。

○三嶋一輝投手 2500万円(△400万円)

 今季開幕ローテに入り、5月中旬までは4勝1敗とチームの快進撃に貢献した右腕も、アップ査定を手にした。しかしシーズン通しての成績は5勝5敗、防御率4.81にとどまっただけに、来季は年間通しての活躍を期待したいところだ。

○松本啓二朗外野手 1500万円(△150万円)

 2008年のドラフト1位外野手は今季51試合のみの出場だった。正中堅手・荒波が怪我で70試合の出場に留まったにも関わらず、そのチャンスを掴みきることはできなかった。それでも、少ないチャンスで打率.274と一定の成績を残し、アップ査定となった。

 DeNAはその前日の8日にも田中健二朗投手、嶺井博希捕手らが続々とアップ査定。また、2勝4敗、37セーブ、防御率1.92の好成績を収めたドラフト1位ルーキー山崎康晃投手も当然のことながら3500万円増の5000万円と大幅アップとなっている。ラミレス新監督を迎えて挑む来季に向けて、球団も若手に対し、高い評価と期待を寄せている。

※△はアップ。金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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