ボンズ氏らとの“コラボ”注目されるイチロー 「エンターテイメント的価値」

3人の“競演”に米メディアも注目

 現役時代、ヤンキース一筋でMVP、首位打者、6度のオールスター出場などを誇る指揮官はそうコメント。一方、ボンズ氏は禁止薬物使用の疑惑が持ち上がったものの、MVP7度、本塁打王、首位打者、打点王など数々のタイトルを獲得し、通算本塁打でトップに立つ。また、今季開幕前には禁止薬物使用問題で1年間出場停止処分を受けていたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手の打撃指導も行い、古巣ジャイアンツでも特別コーチを務めた。

 そんなビッグネームの2人とのコラボが注目されるのが来季メジャー16年目を迎えるイチロー。

 記事では「マイアミにはもう一人興味深い声が存在する。(打撃の専門家として知られている)外野手イチロー・スズキだ。メジャー3000本安打まで65本としている彼は2016年に42歳でプレーすることになる。ダグアウト、ビデオルーム、空港のターミナル、ホテルのロビーでボンズ、イチロー、マッティングリーの間の会話に生まれるエンターテイメント的な価値を、人は想像するしかない」と伝えている。

 引退後には米国野球殿堂入りも確実視されている41歳のベテラン外野手は来季、往年の名選手が率いるチームでどのような活躍を見せるのか。元スター選手らとの“競演”も注目されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY