日ハム大野に張本氏が“直接指導”を宣言 「(打撃向上の)後押しするから」

大野は「張本さんに教えてもらって頑張ります」

「私が来年、キャンプに行って(打撃向上の)後押しするから。バットを短く持つとか、軽いバットを使うとか…ちょっと指導しますから。(守りで)大谷を助けていいと思いますが、もうちょっと頑張って。(ヤクルト捕手の)中村は賞賛もの。(左腕・石川と)今年のセ・リーグのバッテリー賞(の受賞者)は非常に良かった。しつこいようだけど、大野は頑張って」

 有藤氏は来季の規定打席到達と1割7分7厘以上の打率を大野に求めた。

「大野君はまず規定打席に到達すること。絶対に自分の背丈(177センチ)以上は打たないと」

 大野の打撃は規定打席不足ながらも13年の打率2割5分9厘がキャリアハイ。来季からは、選手会長に加えてキャプテンを兼務する正捕手は、両氏からの厳しいゲキをどう受け取ったか。

「張本さんに教えてもらって頑張ります。名前を覚えてもらって教えていただけるので。(キャプテンだが)毎年毎年、僕らは1年が勝負。来年は自分のことだけでなく、チームのことを考えながらやりたい」

 日本球界歴代最高の通算3085安打をマークした張本氏。来季は大野の打撃にも注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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