西武はCS逃すも契約更改はアップ続出 主砲&最多安打男&正捕手が大台へ

秋山は8800万円増、高卒2年目の森も大幅アップ

○エルネスト・メヒア内野手 3億円(1億2000万円アップ)

 今季27本塁打、89打点をマークした助っ人はチームトップの増額だった。昨季の打率.290から大幅に数字を落とす打率.235ながら、135試合に出場。中村の後を打つ5番打者は、代わりのいない存在として貢献した。

○森友哉捕手 4000万円(2200万円アップ)

 高卒2年目ながら、今季打率.287、本塁打17、打点68という申し分ない成績を残した20歳は、122%アップを勝ち取った。今季はDHや外野での出場となったが、来シーズン以降は捕手としての起用にも注目が集まる。

○秋山翔吾外野手 1億5500万円(8800万円アップ)

 今季日本記録となるシーズン216安打をマークした27歳は、131%アップで歴史的シーズンを終えた。ベストナイン、ゴールデングラブも受賞し、盗塁も17。走攻守でチームを引っ張るリードオフマンは、来季も同様の好成績を残すことができるだろうか。

 多くの選手がアップ査定となった一方、今季打率.268に終わった主将・栗山は4000万円ダウンの2億円で更改。大幅ダウンで来季を迎えることになった。

 一方、複数年契約を結んでいるエース・岸は今季5勝に終わるも、金額は変わらず2億2500万円。栗山に次ぐ下がり幅の選手は、渡辺の700万円ダウンまで間が空くことからも、今回の契約更改のアップ率の高さが伺える。

 Bクラスにも関わらず、軒並み好評価を受けた西武の選手たち。これを糧に、来シーズンの成績につなげたいところだ。

※金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY