プロ8人誕生、その他選手はどこへ…日本沸かせた高校日本代表全選手の進路
計8人がプロ入りで4人がドラ1、1年生の清宮を除く選手たちは全員が大学へ
2015年も年の瀬が迫り、アマ球界でも次のステージを目指す選手の進路が続々判明している。
特に高校生は大学のスポーツ推薦入試の合格者の公表が始まり、ファンの関心を集めている。今年の高校球界で近年稀に見る盛り上がりを見せたのが夏のU-18ワールドカップ。日本で開催された今大会、侍ジャパン高校代表は初優勝こそ逃したが、準優勝と堂々たる結果を残した。
今大会はタレントが揃い、それが熱狂を呼んだ要因となった。では、その高校生20人は、どんな進路を歩み、どこでプレーを続けるのか、一挙に紹介したい。(進学する選手は、希望分を含む)
プロ入りしたのは8人。今年のドラフト最多3球団が競合したソフトバンク・高橋純平(県岐阜商)を筆頭に、ロッテ・平沢大河(仙台育英)、楽天・オコエ瑠偉(関東第一)、中日・小笠原慎之介(東海大相模)と4人が1位指名された。この事実からも、このチームがいかに実力者揃いだったかが分かる。
一方、1年生のため来年も在学する清宮幸太郎(早実)を除き、プロ以外に進むのは11人。社会人は不在で、うち約半数の5人が東京六大学に進むことになりそうだ。
捕手ながら強打で活躍した伊藤寛士(中京大中京)を始め、船曳海(天理)、宇草孔基(常総学院)と野手の好選手3人は法大への合格が発表された。6季連続で優勝から遠ざかっている名門の浮上の切り札になるはずだ。