3年後にMLBで600億円プレーヤー誕生!? 若きスーパースターのFA契約に注目
若さも大きな魅力、金満球団が動けば超大型契約も可能
また、仮に10年契約を結んだとしても、35歳シーズンに契約満了となるため、球団にとってもリスクを最小限に抑えることが可能だと指摘。近年に同規模の長期契約を結んだアルバート・プホルス内野手(エンジェルス)やロビンソン・カノ内野手(マリナーズ)が、契約最終年には40歳を迎える点と比較している。
これまでの史上最高額は、マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手による13年総額3億2500万ドル(約400億円)。だが、スタントンは今季のハーパーを凌ぐ成績を残したことがなく、またFA市場に出る前に結んだ契約であることから、ハーパーが5億ドル規模の契約に達することも充分な可能性があると記事では分析する。
さらに、2018年には田中将大投手、ジャコビー・エルズベリー外野手以外の大型契約が満了を迎えている金満球団のヤンキースなどが獲得に動く可能性を指摘。その他にも、大都市のチームには充分な予算があると付け加えている。
ハーパーが今後、故障なくキャリアを積み上げることが大前提となるが、今季規格外の活躍をみせた若きスーパースターが、MLBの歴史に残る大型契約を結ぶ可能性は大いにあると記事では結論づけている。3年後に600億円プレーヤーが誕生する可能性は、決して低くなさそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count