プレミア12でMVPの韓国代表・金賢洙、オリオールズとの2年契約に合意
2年8億5700万円で合意と地元記者が伝える、「素晴らしい出塁率の歴史を持っている」
世界野球「プレミア12」でMVPに輝いた韓国代表の金賢洙外野手(斗山ベアーズ)が、オリオールズとの2年契約に合意したと地元紙「ボルティモア・サン」のダン・コノリー記者がツイッターで伝えた。年俸は2年総額700万ドル(約8億5700万円)と報じられている。
コノリー記者はツイッターで「金賢洙はオリオールズと2年700万ドルの契約に合意した。身体検査を残している。彼は今日、ボルティモアに向かっている。27歳の外野手は、素晴らしい出塁率の歴史を持っている」とつぶやいた。
金賢洙は2008年に打率3割5分7厘で韓国リーグの首位打者に輝いた好打者。その年から今季までの8シーズン中7シーズンで打率3割をマークしている。今季は打率3割2分6厘、28本塁打、121打点。通算打率3割8厘で、出塁率は4割6厘とコノリー記者がレポートしたようにハイレベルな数字だ。
2009年の第2回WBCではベストナインに選出され、今年11月の世界野球「プレミア12」でも韓国代表の3番打者として優勝に貢献。大会MVPに選ばれていた。海外FA権を取得していたため、ポスティングシステムでの移籍ではない。
今後は、メジャー移籍を目指してソフトバンクを自由契約となった李大浩内野手、阪神を自由契約となった呉昇桓投手の動向にも注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count