契約更改も大詰め 球史に残る減額も続出、ここまでの大幅ダウンの選手は?
武田久は2年間で計2億2200万円ダウン、広島移籍のルナも減俸に
○広島・ルナ内野手 1億2000万円(8000万円ダウン)
中日時代の14年にセ・リーグ三塁手部門でベストナインに輝いた好打者は今季、来日最多133試合出場したものの、来日ワースト打率2割9分3厘、8本塁打。60打点をマークしたものの、今オフ自由契約に。来季から広島でプレーする。
○中日・岩瀬仁紀投手 5000万円(2億5000万円ダウン)
今季は左肘痛でプロ入り後初の1軍登板なしに終わり、減額制限(1億円以上は40%)を大きく超える歴代3位の減額となった。今オフは谷繁監督、山本昌、和田ら黄金期を支えてきたベテラン勢が次々と現役引退したが、プロ18年目の来季に再起をかける。
○日本ハム・武田勝投手 4000万円(7000万円ダウン)
09年から4年連続で2桁勝利を挙げてきた通算82勝左腕も、今季は9試合登板で3勝2敗、防御率5・84。来季年俸は1億1000万円から減額制限を超える7000万円の大幅ダウンとなった。
○日本ハム・武田久投手 1800万円(6200万円ダウン)
今季中に両膝を手術し、プロ入り後初めて1軍登板なしで終えた。現在は千葉・鎌ケ谷市の球団施設でリハビリに励み、来春キャンプでの本格的な投球を目指している。昨オフは球団最大1億6000万円の大減俸。2年連続で減額制限(年俸1億円以上は40%、1億円以下は25%まで)を超え、2年間で計2億2200万円ダウンとなった。