65年ぶりトリプルスリー同時達成の山田&柳田 今季の得意&不得意投手は?
柳田はワースト3投手でも全員に出塁率3割超え、大谷からも2割後半の打率をマーク
苦手だったのは日本ハムの左腕・吉川で14打数2安打。ロッテのイ・デウンには出塁率.385ながら、打率は10打数2安打で.200に留まった。その次に低かったのは、被安打率リーグ最低の.180を誇った大谷だが、対戦打率は.273。柳田にとっては比較的、不得意に分類されるとはいえ、その圧倒的な実力を垣間見ることができる高い数字となっている。
対戦打率ワーストながら、3投手ともに出塁率は3割越え。今季、首位打者に輝いた柳田が、極端に苦手としている投手が少ないことも際立つ結果となった。
3選手の対戦成績トップ3、ワースト3は以下の通りとなっている。
【山田哲人】
143試合、557打数、183安打、38本塁打、100打点、34盗塁、81四球、打率.329
※本塁打王、盗塁王、MVP、ベストナイン
▽得意投手
石田(DeNA)打率.600、出塁率.636、打数10、安打6、本塁打4
黒田(広島)打率.500、出塁率.545、打数20、安打10、本塁打1
久保康(DeNA)打率.500、出塁率.538、打数12、安打6、本塁打2
▽不得意投手
マイコラス(巨人)打率.100、出塁率.100、打数10、安打1、本塁打0
三嶋(DeNA)打率.167、出塁率.286、打数12、安打2、本塁打0
岩崎(阪神)打率.182、出塁率.182、打数11、安打2、本塁打1
【柳田悠岐】
138試合、502打数、182安打、34本塁打、99打点、32盗塁、88四球、打率.363
※首位打者、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ
▽得意投手
郭(西武)打率.455、出塁率.538、打数11、安打5、本塁打2
涌井(ロッテ)打率.429、出塁率.500、打数21、安打9、本塁打2
金子(オリックス)打率.400、出塁率.400、打数10、安打4、本塁打0
▽不得意投手
吉川(日本ハム)打率.143、出塁率.333、打数14、安打2、本塁打1
イ・デウン(ロッテ)打率.200、出塁率.385、打数10、安打2、本塁打0
大谷(日本ハム)打率.273、出塁率.385、打数11、安打3、本塁打1
※データはスタッツ・ジャパン提供
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count