中日・若松、DeNA・久保康を上回る1位は? 2015年“制球力”ランキング
コーナー率ワースト1位は意外な投手? 藤浪、ポレダらの荒れ球投手もランクイン
ベスト5には制球力が良いイメージの投手が並んだが、ワーストには意外な投手の名前が登場した。
1位は巨人・マイコラスで2.4%。今季13勝(3敗)、防御率1.92という抜群の安定感を誇った右腕だが、速球のコーナー率は意外にも最低の数字だった。威力のある直球を高めに投げ込んで打者を圧倒することも多かっただけに、むしろ投球の凄みを感じさせるデータと言えるかもしれない。
2位も直球に威力のあるヤクルト・小川だったが、3位からは西武・十亀、巨人・ポレダ、阪神・藤浪と、荒れ球の印象が強い投手が並んだ。
コーナー率ランキングワースト5は以下の通り。
【ストレートのコーナー率ワースト5】
○マイコラス(巨人)
投球数:1147
コーナー率:2.4%
ストライク率:72.9%
空振り率:7.2%
○小川泰弘(ヤクルト)
投球数:1305
コーナー率:3.4%
ストライク率:66.7%
空振り率:6.3%
○十亀剣(西武)
投球数:1149
コーナー率:3.5%
ストライク率:61.8%
空振り率:4.1%
○ポレダ(巨人)
投球数:1550
コーナー率:3.8%
ストライク率:67.4%
空振り率:7%
○藤浪晋太郎(阪神)
投球数:1937
コーナー率:4%
ストライク率:62.5%
空振り率:9.6%
※データはスタッツ・ジャパン提供。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count