まさに神業だった西武秋山の216安打 3方向に各70本、歴史的安打の足跡
苦手な球種は「カットボール」と「チェンジアップ」
球種別で最も打率が高かったのはスライダーで.394。続くファストボールに対する.372とともに、自身の打率を大きく上回った。一方で、投球数は少ないものの、カットボールには打率.250、チェンジアップには打率.275と秋山にとって苦手な球種となっている。
打球ゾーンで見ると、レフト方向へ72安打、センター方向へ70安打、ライト方向へ74安打(内野安打も含む)と、見事に広角に打ち分けている。安定して打率を残す打撃技術の高さを改めてうかがい知れる数字となった。
【球種別打率】
ファストボール:打率.372、打数317、安打118
カットボール:打率.250、打数32、安打8
スライダー:打率.394、打数94、安打37
カーブ:打率.333、打数54、安打18
チェンジアップ:打率.275、打数40、安打11
スプリット:打率.348、打数69、安打24
【打球ゾーン別成績】
レフト方向:160打数、72安打
センター方向:178打数、70安打
ライト方向:177打数、74安打
※データはスタッツ・ジャパン提供
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count