中日の新外国人選手ビシエドは本物? ウッズ、ブランコに続けるか
MLB通算66本塁打の強打者、長打力不足のチームを救えるか
またセ・リーグの脅威になるだろうか。
中日が今オフにホワイトソックスなどで活躍したダヤン・ビシエド外野手と契約した。1989年生まれの26歳は2010年にホワイトソックスでメジャーデビューし、2012年には25本塁打をマークするなど、MLB通算66本。リーグ最低の71本塁打と長打力不足だったチームを救う働きが求められる。
ビシエドはメジャーでいうところのフリースインガー。来たボールに対して貪欲にバットを振っていくタイプだ。変化球には多少弱い部分もあるが、速球系には強く、パワーやその若さから見ても、甘いところに入ればスタンドインが期待できる。スイングのスピードも速い。日本の変化球に慣れさえすれば、竜打線の4番にどっしりと座ることができるだろう。
年俸は1億7000万円(推定)で背番号は落合氏が監督時代につけていた66に決まった。この数字は期待の表れでもある。45年ぶりの3年連続Bクラスに終わった中日のウイークポイントは打線。その中心にビシエドが加われば、大島洋平、平田良介らへのマークも分散されるため、得点力はアップするだろう。